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肌色が肌にくるまれ夢をみる溶けあってほら、しじまが眠る
いがいと物音ひとつしない夜というのはないものだ。
どんなに静かなひとりきりの夜でも冷蔵庫や加湿器はひそやかに話しだし
時計さえもがカチコチと自己主張してみたりする。
そんな雑音がまったく耳にはいらない夜もある。
そんな時はたいていくるまれているのだ、あたたかいものに。
ひとの耳のなんてあてにならないことか、ちょっとしたことをうるさがったりしたら
罰があたりそうだ。
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