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おろしがね、筋金入りの悪党めさぁ神妙にじっと動くな
ほっけの開きを食す。大根おろしをそえて。
大根おろしが好きでほっけとどちらが主役かわからない。
だが難点があのすりおろす作業だ。もったいないので切った大根はすべて
おろしてしまいたいのだが、小さくなればなるほどおろしがねがじっとしていて
くれないのだ。うっかりすると指先まですりおろしてしまう。
手間ひまかけるから美味しいのかもしれない。
ふわふわのチョコレートムースになってみるカカオかおらせあとかたもなく
姪っこのおやつにチョコレートムースをつくってみた。
お菓子をつくるのは本当にひさしぶりだ。
チョコレートはどこまでも甘く、生クリームと溶け合いふわっふわだ。
舐めるように食す姪の笑顔、あぁなんと至福の時。
コーヒーを飲みながら窓からの秋風も心地よく、休日を堪能した。
行く末を案じて死んだひとがいる秋刀魚のような美味なひとです
魚が好きだ。鯵、鰹、秋刀魚がとくに好きだ。
秋刀魚に大根おろしがあれば言うことがない。
ただし、大根おろしのない秋刀魚は味気ないばかりでなく、おいしさに欠ける。
秋刀魚と大根おろし、海のものと土のものがいつから仲良しになったのだろう。
どちらがかけてもいけないが、大根おろしはほかの魚とも仲良しな
少々浮気性なところがある。
お互いがお互いを引き立ておいしさをます、そんな関係がいい。
ほらごらん、さみしさプレスしているよ祈るようにどこまでもピンと
九月はなにかと心落ち着かぬ月だ。
今年は秋風が吹くのもはやく、例年より季節の移り変わりを強く感じる。
かなしみがないといえばやはりそれは嘘なのだろう。
けれどそれはかなしみというよりもっと違うようなものの気がしてならない。
人はいつしか必ず死ぬようにできている、それはわたしも同じなのだから。
わたしのしあわせをあなたに伝えたい。
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