十六夜の月の下: 喰らう

　　足の裏さみしい沼を飼っている思い出喰らい泣いては縮む

｢時間｣はやさしくもありひどく残酷でもある。

笑っても泣いても止まらない時間のなかでそれでも

笑ったり泣いたりしながら忙しく生きていかねばならない。

思い出のうえに思い出を積み重ねて。

その中で薄れゆくものがあるのだとしたらそれは、

仕方のないことなのだろう。

ほんとうに大切なものは薄らいだもののなかでもひっそりと

呼吸しつづけるだろう。

投稿時刻 23:19 31文字ものがたり | 個別ページ

今日は。
「思いで」は「思い出」なんですね。
「～という思いをしながら」の意かと思っていたから、
少し変でした。
では、また。

新サスケさま

こんばんは。
ほんとに・・・
｢思いで｣と｢で｣をひらながにすると変ですね。
読みにくいので直させていただきますね。
じつは｢思い出｣の｢出｣がなんとなく好きではないのです。

１意見で直してもらって、
どうもすみません。
ありがとうございます。

新サスケさま

いいえ、ご意見いただきとてもうれしいです。
どんどん言って頂けると助かります。

十六夜の月の下