2016年8月16日 (火)

手のひら

        

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 手のひらで産まれたような猫を抱くしめった体温こわさぬように

                                      

緑がまぶしい5月に仔猫を拾った。

やせっぽちで背骨がごつごつと浮き出たような身体をしていた。

捨てられたのか、親猫とはぐれたのか定かではないが

拾ったときから人に怯えることもせず、甘えてくるこだった。

我が家の猫たちともようやく慣れ今では元気に家中を走りまわっている。

このちいさなものと巡り合えてよかったとこころから思う。

2016年3月21日 (月)

ひかりのなかで

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陽のあたる窓辺でひかる髪を梳くあなたの母になってみたいと

                                                                                                   

こどもの成長はなんと早いものだろう。

髪がぽやぽやでまったく伸びず、だいじょうぶかと心配したのが

昨日のことのように感じる。

肩まで伸びた髪で時おりひどく大人びた顔をすることがある。

どんな大人になるのだろう。

楽しみでもあり、いつまでも子供のままでいて欲しい、それが本音だ。

2016年3月10日 (木)

雨音

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  雨音を聴いて手袋ぬぎすてる蕾ふくらみ触れ合う指先

                                                                                                                                                                    

暖かくなったと思ったら今夜は冷たい雨。

この雨は春を連れてやってくる、冬の別れの雨だ。

もうウールのコートやマフラー手袋ともさようなら。

ベランダの小手鞠がいまかいまかと咲くときを待っている。

春の眩しさは少し苦手だが心静かに花でも愛でよう。

2016年2月29日 (月)

猫な夜

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  おやすみと黒猫の頭なでながら光らぬスマホ強制終了

                                                     

寒い冬のあいだは暖房の入らないわたしの部屋に猫はなかなか寄りつかない。

仕事に行っている間にベットに潜り込んでいるくらいだ。

けれど朝は必ずといっていいほどドアをカリカリとやりわたしをたたき起す。

水を飲みにやってくるのだ。

リビングとキッチンそれぞれに水は置いてあるのだが

なぜか朝はわたしの部屋の水を飲みたがる。

やはり猫も冷たい水がおいしいと思うのだろうか。

2015年9月17日 (木)

悪党

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        おろしがね、筋金入りの悪党めさぁ神妙にじっと動くな

                                                                                   

 

ほっけの開きを食す。大根おろしをそえて。

大根おろしが好きでほっけとどちらが主役かわからない。

だが難点があのすりおろす作業だ。もったいないので切った大根はすべて

おろしてしまいたいのだが、小さくなればなるほどおろしがねがじっとしていて

くれないのだ。うっかりすると指先まですりおろしてしまう。

手間ひまかけるから美味しいのかもしれない。

 

チョコレートな秋

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ふわふわのチョコレートムースになってみるカカオかおらせあとかたもなく

 

姪っこのおやつにチョコレートムースをつくってみた。

お菓子をつくるのは本当にひさしぶりだ。

チョコレートはどこまでも甘く、生クリームと溶け合いふわっふわだ。

舐めるように食す姪の笑顔、あぁなんと至福の時。

コーヒーを飲みながら窓からの秋風も心地よく、休日を堪能した。

 

2015年9月 7日 (月)

美味なるもの

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 行く末を案じて死んだひとがいる秋刀魚のような美味なひとです

 

                          

魚が好きだ。鯵、鰹、秋刀魚がとくに好きだ。

秋刀魚に大根おろしがあれば言うことがない。

ただし、大根おろしのない秋刀魚は味気ないばかりでなく、おいしさに欠ける。

秋刀魚と大根おろし、海のものと土のものがいつから仲良しになったのだろう。

どちらがかけてもいけないが、大根おろしはほかの魚とも仲良しな

少々浮気性なところがある。

お互いがお互いを引き立ておいしさをます、そんな関係がいい。

2015年9月 5日 (土)

プレス

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ほらごらん、さみしさプレスしているよ祈るようにどこまでもピンと

 

 

 

九月はなにかと心落ち着かぬ月だ。

今年は秋風が吹くのもはやく、例年より季節の移り変わりを強く感じる。

かなしみがないといえばやはりそれは嘘なのだろう。

けれどそれはかなしみというよりもっと違うようなものの気がしてならない。

人はいつしか必ず死ぬようにできている、それはわたしも同じなのだから。

わたしのしあわせをあなたに伝えたい。

 

 

2015年2月 4日 (水)

夜更けのコンビニ

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夜更けすぎ昨日を連れて散歩する買って帰ろうコンビニのあした

 

真夜中に突然コンビニに行きたくなることはないだろうか?

わたしはごく稀にだがそうした時がある。

たいていが夜更けすぎというより、朝方近くといったほうがいいだろう。

急いで欲しいものがあるわけでもない、ただなんとなく

外にでたくなり、ふらりと寄ってしまうのだ。

ごく稀にだが、そんなときが今でもあるのだ。                                                                                                                                                                                                                                                                            

2015年2月 1日 (日)

やさしい冬

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   靴下を干そうとしたらでてきたよ柔軟剤がやさしいね、冬

 

冬は洗濯物の乾きが悪い。

晴れた日に朝から干してもなかなか乾かない。

でも、乾きが悪くてもやっぱり外で干したいのだ。

洗濯物が干してある家というのはそれだけで落ち着く気がする。

以前はそんなこと考えもしなかった。

面倒だとすぐに浴室乾燥かけたりしていた。

冬のまだ脆弱なお日さまで乾かされた洗濯物には

いつか春のひだまりが入っている気がする。

 

最近の写真

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